宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:46)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 9 --- ---
4/ 8 --- ---
4/ 7 20:04 C1.9
09:56 C1.4

黒点  4/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2528 5 β ---
2529 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:36 347 +3.1
-2 h 347 +3.7
-4 h 350 +3.4
-6 h 352 +5.4
-8 h 348 +6.0
-10 h 352 +4.7
-12 h 351 +5.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -7 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -7 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^0
4/ 9 0.3 1x10^1
4/ 8 0.3 5x10^3
4/ 7 0.4 5x10^3
4/ 6 0.4 9x10^3
4/ 5 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/ 4 11:35 太陽風の速度は通常に戻りましたが、磁気圏の活動は続いています。
2016/ 4/ 5 12:28 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風は平均的な速度で安定しています。
2016/ 4/ 6 12:22 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 4/ 7 11:37 太陽風はやや低速の風になっています。3月の黒点数は 54.9 でした。
2016/ 4/ 8 13:04 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動が高まりました。
最新のニュース

2016/ 4/ 9 08:46 更新
太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になっています。

担当 篠原

太陽の東端(左端)に現れた2529黒点群の
全体の姿が見えるようになっています。
可視光の拡大写真を2枚目に掲載します。

また、2529群付近では、
プロミネンスがとてもきれいに見えています。
SDO衛星AIA171の動画を1枚目に掲載します。

しかし、活動は特に高まらず、
深夜、9日1時半(世界時8日16時半)に
C1.1の小さいフレアが起きた程度です。


太陽風は、10nTに強まっていた磁場強度は、
ゆっくりと低下して、5nTと平均的な値に戻っています。
速度は、370km/秒から350km/秒へ少し下がって、
より低速になっています。

太陽風は穏やかな状態に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュース以降はほぼ北向きになっています。
それとともに磁気圏の活動は小さくなっていて、
AE指数のグラフは、中盤以降全く変化がありません。

SDO衛星AIA193では、太陽の中心から少し東側(左側)に、
赤道から南極へ縦に長くコロナホールが伸びています。
明日くらいに中心線に達し、
その3日後くらいから太陽風に影響が現れるかもしれません。
次の擾乱の要因は、このコロナホールになりそうです。




2529黒点群付近のプロミネンスの様子。SDO衛星AIA171。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2529黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。