宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 4/ 8 13:04 更新 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動が高まりました。 担当 篠原 昨夜、7日20時(世界時7日11時)頃から、 太陽風の磁場強度が高まり初め、 夜半過ぎには10nTを超える位まで高まりました。 現在は、低下が始まっているようですが、 依然、10nTを割ったくらいに強まっています。 太陽風の速度には変化がなく、 370km/秒とやや低速の状態で安定しています。 磁場が強まるとともに、南北成分の変化も大きくなり、 8日3時(世界時7日18)時頃からは南向きに振れて、 -10nTを超える強い南向き磁場が到来し、 その後、6時間にわたって、-10〜 -5nTの強い南向きが発生しました。 このため、磁気圏の活動もかなり激しくなり、 AE指数は、500nTを超える活発な活動が継続し、 最大で1700nTに達する変化を記録しています。 その頃のオーロラの様子を、南極・昭和基地の動画で紹介します。 この画像の直前の時間は、撮影が行われておらず、 最も活発なオーロラの変化は、その頃に起きているかもしれません。 今朝以降、太陽風磁場の南北成分は再び北寄りに変わり、 磁気圏の変化も弱まっているようです。 27日周期の図を見ると、 前周期の3月11日に、太陽風磁場の強まりが到来し、 セクターの切り替わりが発生するという、 今回と似た太陽風の変化が到来しています。 この構造が回帰してきたのかもしれません。 前周期は、続いて速度も上昇したのですが、 今回は変化していません。 一方、前回の磁場の南北成分は、北向きに大きく振れたのですが、 今回は南向きに強まって、磁気圏の活動を高めました。 太陽では、東端に新しい黒点が現れ、 2529群と番号が付きました。 小さい活動を活発に起こしていて、 C1.4、C1.9などの小規模フレアを起こしています。 南極の昭和基地で、世界時7日21時半頃に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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