宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/ 6 12:22 更新 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、380〜400km/秒と、 平均的な状態で安定しています。 磁場強度は、8nTから6nTへ少し下がる変化をしています。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化していますが、 ACE衛星のグラフの後半で、南向きに弱く振れる変化があり、 その辺りで、AE指数は400nT前後の小規模の変化を示しています。 その一部にあたる世界時5日20時頃の、 昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 AE指数は400nT程度と、激しい変化ではありませんが、 オーロラの細かい動きが見えていて、見応えがあります。 SDO衛星AIA193では、コロナホールが西に移動して、 太陽風の変化が始まる目安のタイミングです。 影響が来るのかどうか、しばらく注目して下さい。 太陽は、2526黒点群が没して見えなくなり、 2528群だけになっています。 X線グラフの変化は小さく、穏やかな状態が続いています。 一方、東端からやや活動的な領域が上がってきたようです。 この後、黒点が出現するでしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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