宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 4/ 7 11:37 更新 太陽風はやや低速の風になっています。3月の黒点数は 54.9 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 3月の黒点相対数は、54.9 と発表されました。 2015年12月以降、58.0、56.6、57.2、54.9と、 50台が4か月続いています。 4月に入ってからも黒点の目立たない状態が続いていて、 このまま、50台割れに向かって下がっていくのでしょうか。 現在の太陽では、東端(左端)に活動的な領域が近づいてきたようで、 昨夜より今朝にかけて、C1.1、C1.4、C1.4と、 小さい規模のフレアですが、Cクラスのフレアが3回発生しています。 Cクラスに達するフレアの発生は、 3月28日以来で、9日ぶりでした。 この後、どのような領域が姿を現すでしょうか。 現在見えている太陽面では、黒点は西側の2528群だけです。 太陽風は、速度が400km/秒から370k/秒へ下がり、 やや低速の風になっています。 磁場強度も、5nTへ少し下がり、平均的な値に戻っています。 コロナホールの影響に注目していましたが、 このまま穏やかな太陽風が続くのかもしれません。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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