宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:37)
今日、C1.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 7 09:56 C1.4
4/ 6 --- ---
4/ 5 --- ---

黒点  4/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2528 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 376 -0.7
-2 h 376 -1.3
-4 h 375 -1.7
-6 h 373 -2.2
-8 h 379 -2.5
-10 h 393 -2.6
-12 h 397 -1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -12 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
4/ 7 0.3 5x10^3
4/ 6 0.4 9x10^3
4/ 5 0.4 1x10^4
4/ 4 0.3 3x10^3
4/ 3 0.3 9x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 4/ 2 10:55 太陽風は低速の風になっています。太陽はとても静かです。
2016/ 4/ 3 08:32 太陽風の高まりが到来しました。磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなりました。
2016/ 4/ 4 11:35 太陽風の速度は通常に戻りましたが、磁気圏の活動は続いています。
2016/ 4/ 5 12:28 太陽のフレア活動は穏やかです。太陽風は平均的な速度で安定しています。
2016/ 4/ 6 12:22 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も概ね静穏です。
最新のニュース

2016/ 4/ 7 11:37 更新
太陽風はやや低速の風になっています。3月の黒点数は 54.9 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
3月の黒点相対数は、54.9 と発表されました。
2015年12月以降、58.0、56.6、57.2、54.9と、
50台が4か月続いています。
4月に入ってからも黒点の目立たない状態が続いていて、
このまま、50台割れに向かって下がっていくのでしょうか。



現在の太陽では、東端(左端)に活動的な領域が近づいてきたようで、
昨夜より今朝にかけて、C1.1、C1.4、C1.4と、
小さい規模のフレアですが、Cクラスのフレアが3回発生しています。

Cクラスに達するフレアの発生は、
3月28日以来で、9日ぶりでした。

この後、どのような領域が姿を現すでしょうか。

現在見えている太陽面では、黒点は西側の2528群だけです。


太陽風は、速度が400km/秒から370k/秒へ下がり、
やや低速の風になっています。
磁場強度も、5nTへ少し下がり、平均的な値に戻っています。

コロナホールの影響に注目していましたが、
このまま穏やかな太陽風が続くのかもしれません。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点数は 54.9 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。