宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 4/ 4 11:35 更新 太陽風の速度は通常に戻りましたが、磁気圏の活動は続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼頃から下がり始めて、 夕方には、400km/秒と平均的な速さに戻りました。 現在までこの状態が続いています。 一方、磁場強度は、7nT前後へ少し上がっています。 南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、 -3nTから -5nT程度の南向きが頻繁に発生しています。 このため、磁気圏では中規模の活動が続いていて、 AE指数は、500nT前後の変化が一日を通して発生しています。 世界時3日21時頃のオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 4秒間隔の撮影なので、かなり細かい動きも見えています。 AE指数では、800nTへ強まる変化が発生している頃です。 太陽風の高まりは終わりましたが、 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 中央部の南半球側に、横に細長く伸びたコロナホールがあります。 3日後くらいから、 再び太陽風速度の高まりがやって来る可能性があります。 太陽は、中央部の北半球側に、 新しい黒点群が2つ発生しています。 特にフレアの発生はなく、穏やかな状態は続いています。 南極の昭和基地で、世界時3日21時頃に撮影されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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