宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 3/30 12:23 更新 500km/秒台の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動もやや高まっています。 担当 篠原 太陽風は、530km/秒程度の高速状態が続いています。 磁場強度は、5nTに少し下がりましたが、 平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、変化の幅は小さいですが、 南寄りになったり、北寄りになったりしています。 このため、磁気圏の活動も数時間おきに活発化していて、 AE指数のグラフでは、400〜800nTの中規模の変化が、 時間をおいて発生しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に遠ざかり、 影響は次第に弱まっていきそうです。 太陽風の速度は、この後は低下に向かうと思われます。 太陽は、ちょうど中央に2526黒点群が大きく見えています。 その他には黒点は見られず、ちょっと寂しい太陽面です。 フレアの発生も特になく、静かな状態が続いています。 太陽の東端(左端)で、 次々と姿を変えていくプロミネンスが見えていました。 きれいだったので、動画にして掲載します。 昨日から今日にかけて、およそ1日半の変化です。 太陽の東端のプロミネンスの変化。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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