宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 3/25 14:55 更新 太陽風は550km/秒の高速風に変わっています。磁気圏は比較的穏やかです。 担当 篠原 昨日450km/秒に少し上がっていた太陽風の速度は、 その後もゆっくりと上昇を続けて、 現在は550km/秒の高速風に変わっています。 太陽風の磁場強度は、速度が上がっていた頃に、 5nTから8nTへやや強まりましたが、 現在は5nTに戻っています。 南北成分は、北寄りの傾向になっていて、 一時的に弱く南を向いた時に、磁気圏の活動が高まって、 AE指数に600nTの中規模の変化を作っています。 この後、南寄りに傾向が変われば、 速度が高まっているので、オーロラの活動も強まるでしょう。 今回の太陽風速度の高まりは、 27日周期の図の前周期には見られない変化でした。 今後の推移に注目してください。 太陽では、目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 また、東端から新しい黒点が上がってきて、 2526群と番号が付けられています。 今の所、特に活動している様子はありません。 トゥールーズ2日めです。 こちらはモンペリエよりも少し寒い感じです。 昨日は、天気がとても良かったのですが、 今朝は曇っているように見えます(まだ薄暗いので)。 今回の出張では、2つの町で、 高専に似た位置付けになる技術短大を訪問しています。 フランス滞在は今日が最後で、夜の飛行機で日本に向かいます。 時間が取れれば、空港でフランス最後の更新をする予定です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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