宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 3/28 13:22 更新 太陽風磁場の強まりは続いています。コロナホールの影響も始まるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、 今朝まで10nT前後に強まった状態が続き、 28日9時(世界時28日0時)頃には、一旦、5nTへ下がりましたが、 その後、8nTへ再び上がる変化をしています。 一方、太陽風の速度は、 昨日のニュースから今朝までは400km/秒で安定していましたが、 現在は450km/秒と少し上がっています。 太陽風は、はっきりした変化にはなっていませんが、 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールは西にだいぶ進んでいて、 影響が始まっても良いタイミングです。 この後、速度は一段と高まっていくかもしれません。 太陽風磁場の南北成分は、北に向いたり、南に向いたり、 ゆっくりと変化をしています。 このため、磁気圏の活動もある程度高まっていて、 AE指数は、200〜600nTの変化が、度々起きています。 太陽では、先ほど、28日11時半(世界時28日2時半)に、 西端の2524黒点群で、C2.1の小規模フレアが発生しました。 太陽は、全体としては穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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