宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 3/26 04:44 更新 太陽風速度の高まりは終わりに向かっています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風速度の高まりは、 昨日のニュースの頃の550km/秒がピークだったようで、 その後は低下に向かい、現在は460km/秒まで下がっています。 まだ、やや高速の状態ですが、 太陽風速度の高まりは短期間で終わりそうです。 太陽風の磁場強度は、ACE衛星のグラフの後半は、 5nT付近と平均的な状態が続いています。 南北成分は、0nT付近で小さく変化していますが、 AE指数は、グラフの後半も小さい変化がいくらか見られています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球を南北に伸びるコロナホールが、太陽の中心線を通過しています。 2日後くらいから、影響がやってくる可能性があります。 太陽は、目立った活動はなく、穏やかな状態が続いています。 パリの空港で記事を書いています。 これから搭乗します。 鹿児島へ戻れるのは日曜日で、来週からは通常の更新に戻れます。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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