宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 3/27 09:32 更新 太陽風速度は低速になっていますが、磁場強度がやや強まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、さらに低下が続いて、 昨夜には360km/秒まで下がりました。 磁場強度も、5nTを割るくらいに弱くなりましたが、 今日に入ると逆に高まり始め、 今朝、27日8時(世界時26日23時)には、12nTへ達しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球に広がるコロナホールが、西にだいぶ進み、 地球へ影響が及び始める目安の位置に近づいています。 この後、太陽風の速度も上昇を始めるのでしょうか。 ACE衛星の図の最新(右端)では、 速度が急に420km/秒ほどに上がっています。 今後の推移に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向が続いています。 このため、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数のグラフにはほとんど変化が見られません。 しかし、磁場が強まっているので、 南北成分の傾向が南向きに切り替わると、 強い南向き磁場によって、磁気圏の活動を高める可能性があります。 速度の変化とともに、磁場の南北成分の様子にも注目してください。 太陽は、フレアの発生は特になく、静かな状態が続いています。 昨夕、無事に帰国しました。 しかし、鹿児島への乗り継ぎまではできず、 これから鹿児島へ帰ります。 桜の花がどうなっているか、 一週間経った春の様子を見るのが楽しみです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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