宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 3/ 2 12:17 更新 太陽風磁場の強まりが続いています。速度は平均的な状態です。 担当 篠原 太陽風は、磁場強度が10nTに強まった状態が続いています。 速度は、昨日のニュースの後に400km/秒近くに達して、 以降、その状態で安定しています。 高速太陽風の到来という変化にはなりませんでしたが、 現在も磁場強度は高まったままなので、 この後も、太陽風の変化に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、 全体としては北を向いている時間が多いようですが、 時々、南向きに変化しています。 磁場強度が高まっているので、 -5nT程度の南向きの変化も起きています。 このため、オーロラの活動は断続的に発生していて、 AE指数は、数時間おきに200〜400nTの小規模の変化が 繰り返し発生しています。 最後の高まりの頃のオーロラを、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 空全体をオーロラの光がにぎやかに飾っています。 トロムソのカメラの撮影は、例年通りなら残り1か月程度です。 太陽では、北東部でフィラメント噴出が発生しています。 CME(太陽ガスの放出現象)は、太陽の左側に向かっていて、 地球への影響はなさそうです。 X線のグラフには目立った変化はなく、 フレアの活動は穏やかです 可視光写真を見ると、東端(左端)から新しい黒点が現れています。 どのような活動度の領域でしょうか。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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