宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:17)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 2 --- ---
3/ 1 --- ---
2/29 --- ---

黒点  3/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2506 6 β ---
2508 1 α ---
2509 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 376 +6.2
-2 h 386 +7.8
-4 h 382 +1.1
-6 h 375 +1.6
-8 h 394 +4.7
-10 h 391 +2.6
-12 h 392 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 1 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -2 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -4 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
3/ 2 0.4 4x10^2
3/ 1 0.4 2x10^3
2/29 0.5 1x10^3
2/28 0.4 1x10^3
2/27 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/26 12:27 太陽風の磁場がやや強まっています。太陽は穏やかです。
2016/ 2/27 12:05 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。
2016/ 2/28 12:36 太陽風はやや低速で、磁気圏は静穏です。
2016/ 2/29 12:35 太陽風はやや低速の風が続き、磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 3/ 1 13:41 太陽風の磁場がやや強まっています。高速太陽風が始まるかもしれません。
最新のニュース

2016/ 3/ 2 12:17 更新
太陽風磁場の強まりが続いています。速度は平均的な状態です。

担当 篠原

太陽風は、磁場強度が10nTに強まった状態が続いています。
速度は、昨日のニュースの後に400km/秒近くに達して、
以降、その状態で安定しています。

高速太陽風の到来という変化にはなりませんでしたが、
現在も磁場強度は高まったままなので、
この後も、太陽風の変化に注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、
全体としては北を向いている時間が多いようですが、
時々、南向きに変化しています。
磁場強度が高まっているので、
-5nT程度の南向きの変化も起きています。

このため、オーロラの活動は断続的に発生していて、
AE指数は、数時間おきに200〜400nTの小規模の変化が
繰り返し発生しています。

最後の高まりの頃のオーロラを、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
空全体をオーロラの光がにぎやかに飾っています。
トロムソのカメラの撮影は、例年通りなら残り1か月程度です。


太陽では、北東部でフィラメント噴出が発生しています。
CME(太陽ガスの放出現象)は、太陽の左側に向かっていて、
地球への影響はなさそうです。

X線のグラフには目立った変化はなく、
フレアの活動は穏やかです

可視光写真を見ると、東端(左端)から新しい黒点が現れています。
どのような活動度の領域でしょうか。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時1日23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。