宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 2/27 12:05 更新 太陽風は平均的な状態です。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、380〜400km/秒と平均的な速さで安定しています。 昨日10nT程度に高まっていた磁場強度は、 次第に低下して、現在は5nTと平均的な値に下がっています。 磁場の南北成分は、 昨日のニュース以降は、北寄りの傾向に変わり、 磁気圏は静かになっています。 AE指数は、時々、小さい変化が発生する程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北極域から赤道に向かって伸びるコロナホールが、 ちょうど太陽の中心線に見えています。 3日後くらいから、この領域の影響が始まりそうです。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 2月3日頃から速度が高まり始め、 500km/秒弱まで高まっています。 今回はどの程度の規模の変化になるでしょうか。 太陽は、2506黒点群が少し大きくなり、 C1.0の小規模フレアを起こしています。 全体的には穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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