宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 2/11 12:49 更新 太陽風は低速の状態になっています。小規模の磁気圏活動が続いています。 担当 篠原 太陽風は、速度が低下して、 320km/秒と低速の風になっています。 27日周期の図を見ると、 前周期も1月16日から18日にかけて、速度が下がっていました。 この変化が回帰してきたのかもしれません。 磁場強度は、4nTとやや弱くなっていて、 南北成分は南向きに振れ続けています。 このため、磁気圏の活動は連続的に発生しているようで、 AE指数は、200〜300nTと小さい変化ですが、 連続的に発生しています。 これは、太陽風の南向き磁場の振れ幅が小さく、 速度も遅くなっているため、 磁気圏への影響の及び方が弱くなっているためでしょう。 アラスカ、フェアバンクスのオーロラカメラでは、 北側の低空にオーロラの輝きがずっと現れ続けています。 時々、頭の上で明るく輝く瞬間も見られます。 低速の風は、数日続きそうです。 磁場の変化はどうなるでしょうか。 太陽は、2497黒点群でC1.3の小さいフレアが起きた程度で、 穏やかです。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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