宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:49)
今日、C1.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/11 00:12 C1.3
2/10 --- ---
2/ 9 --- ---

黒点  2/11 (NOAA)
磁場 フレア
2492 2 β ---
2494 5 β ---
2496 3 β ---
2497 23 βγ C1
2498 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 325 -4.3
-2 h 322 -3.6
-4 h 346 -3.2
-6 h 376 -3.3
-8 h 379 -2.8
-10 h 351 -1.3
-12 h 383 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -26 -/ -
-2 h -25 -/ -
-4 h -26 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
2/11 0.3 4x10^2
2/10 0.4 3x10^2
2/ 9 0.3 1x10^2
2/ 8 0.4 2x10^2
2/ 7 0.4 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/ 6 13:49 太陽は比較的穏やかです。太陽風はやや高速で安定しています。
2016/ 2/ 7 13:43 2494群で小さいフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2016/ 2/ 8 12:51 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が高まっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/ 9 12:46 太陽風の磁場がやや強まっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2016/ 2/10 13:04 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動も高まりました。
最新のニュース

2016/ 2/11 12:49 更新
太陽風は低速の状態になっています。小規模の磁気圏活動が続いています。

担当 篠原

太陽風は、速度が低下して、
320km/秒と低速の風になっています。

27日周期の図を見ると、
前周期も1月16日から18日にかけて、速度が下がっていました。
この変化が回帰してきたのかもしれません。

磁場強度は、4nTとやや弱くなっていて、
南北成分は南向きに振れ続けています。
このため、磁気圏の活動は連続的に発生しているようで、
AE指数は、200〜300nTと小さい変化ですが、
連続的に発生しています。

これは、太陽風の南向き磁場の振れ幅が小さく、
速度も遅くなっているため、
磁気圏への影響の及び方が弱くなっているためでしょう。

アラスカ、フェアバンクスのオーロラカメラでは、
北側の低空にオーロラの輝きがずっと現れ続けています。
時々、頭の上で明るく輝く瞬間も見られます。

低速の風は、数日続きそうです。
磁場の変化はどうなるでしょうか。


太陽は、2497黒点群でC1.3の小さいフレアが起きた程度で、
穏やかです。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時10日7〜11時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。