宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:46)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 9 --- ---
2/ 8 14:05 C1.6
2/ 7 20:38 C2.7
13:37 C1.7

黒点  2/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2492 7 β C2
2494 8 βγ C2
2495 2 β ---
2496 5 β C3
2497 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 405 +6.4
-2 h 415 +5.7
-4 h 376 +1.4
-6 h 370 +2.1
-8 h 386 +1.7
-10 h 378 +2.7
-12 h 380 +2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -21 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
2/ 9 0.3 6x10^1
2/ 8 0.4 2x10^2
2/ 7 0.4 6x10^2
2/ 6 0.3 1x10^2
2/ 5 0.4 5x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 2/ 4 12:19 太陽風は平均的な速さに戻っています。1月の黒点数は 56.6 でした。
2016/ 2/ 5 11:40 新しく現れた黒点群でCフレアが続いています。太陽風はやや高速です。
2016/ 2/ 6 13:49 太陽は比較的穏やかです。太陽風はやや高速で安定しています。
2016/ 2/ 7 13:43 2494群で小さいフレアが続いています。太陽風は平均的な状態です。
2016/ 2/ 8 12:51 太陽風磁場が南向きに変化して、磁気圏の活動が高まっています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2016/ 2/ 9 12:46 更新
太陽風の磁場がやや強まっています。カナダのオーロラをどうぞ。

担当 篠原

高坂雄一さんより、カナダで現地7日19時(世界時8日2時)頃
に撮影されたオーロラの写真をいただきました。
撮影地点は、イエローナイフから南西へ320kmの
先住民の村、Fort Providence とのことです。

現地では、この頃からオーロラが強まったそうで、
昨日のニュースのAE指数の最後の高まりの頃のオーロラです。

この冬のイエローナイフは曇り空が多く、
晴れ間を探して移動しての撮影になっているそうです。
写真の1枚目は、天体用改造機のCanon 5D2、2枚めはNikon 810A
の撮影とのことです。
撮影の詳細は分かりませんが、ご参考までに。

画面いっぱいのオーロラは、素晴らしい迫力ですね。
貴重な速報をどうもありがとうございます。



太陽風は、400〜450km/秒と平均的な速度が続いています。
磁場強度は、昨日のニュース以降、10nTから5nTへ下がりましたが、
今朝から再び10nTに高まっています。

6日に発生した弱いCMEの影響が、そろそろ到来する可能性があります。
現在の磁場の強まりは、その変化の始まりでしょうか。

磁場の南北成分は、昨日の夕方以降は北寄りになっています。
このため、磁気圏の活動も弱まっていて、
AE指数は、最初に1000nTの大きい変化がありますが、
それ以降はほとんど変化がなくなっています。

太陽風の磁場が強まっているので、
今後、南向きに切り替わると、
オーロラの活動も強まる可能性があります。


太陽は、2492黒点群でC1.6の小規模フレアが起きた程度です。
2496群の活動は目立たなくなっています。

SOHO衛星LASCO C2、C3によると、
太陽の北東(左上)に向かって、CMEの噴出が発生しています。
噴き出す様子から、フィラメント噴出によると思われますが、
SDO衛星の太陽画像には現象は見られないため、
太陽の向こう側で発生したようです。
地球への影響はありません。




カナダ・イエローナイフ近郊で撮影された、現地7日19時頃のオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


カナダ・イエローナイフ近郊で撮影された、現地7日19時頃のオーロラ。
(c) 高坂雄一氏


太陽の北東側に噴き出すCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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