宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:40)
今日、C5.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 5 09:49 C3.0
03:15 C5.2
01:45 C3.6
2/ 4 23:33 C2.0
21:15 C2.4
2/ 3 --- ---

黒点  2/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2489 1 α ---
2490 9 β C1
2491 6 β ---
2492 7 β C1
2493 5 β C1
2494 7 βγδ C5

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 450 +1.5
-2 h 411 +0.1
-4 h 418 +6.0
-6 h 431 +4.0
-8 h 449 +3.6
-10 h 465 +6.1
-12 h 426 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^0
2/ 5 0.4 5x10^0
2/ 4 0.4 4x10^0
2/ 3 0.3 5x10^0
2/ 2 0.3 4x10^0
2/ 1 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/31 08:39 280km/秒の低速の風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 2/ 1 10:14 太陽風は300km/秒と低速ですが、磁場が南向きに変化してオーロラの活動をやや高めています。
2016/ 2/ 2 12:24 太陽風の速度は、260km/秒近くまで下がっています。磁気圏は穏やかです。
2016/ 2/ 3 13:58 太陽風が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
2016/ 2/ 4 12:19 太陽風は平均的な速さに戻っています。1月の黒点数は 56.6 でした。
最新のニュース

2016/ 2/ 5 11:40 更新
新しく現れた黒点群でCフレアが続いています。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨日、太陽の中央部に新しく現れた黒点は、
2494黒点群と番号が付きました。

その後、黒点はより大きくなって、目立つようになり、
C5.1やC3.6、C3.0など、
Cクラスの小規模のフレアを6回ほど起こしています。
SDO衛星の写真では、小さい活動が活発に起きています。
今後、より大きい規模のフレアを起こすかもしれません。
今後の活動に注目して下さい。

太陽は、東端からも新しい黒点が現れています。
この領域の活動度はどの程度でしょうか。


太陽風は、磁場強度が再び10nTに高まり、
速度も、450km/秒とやや高速になっています。

磁場の南北成分は、北寄りの傾向ですが、
時々、南向きにも振れていて、
AE指数は、200〜500nTの小規模の変化が、度々発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
ちょうど中央に、細く伸びたコロナホールが見えていますが、
27日前の前周期と比べると、より低緯度側に移動しています。

27日周期の図では、前周期の1月11日より太陽風が強まっています。
今回も同様の高まりが見られそうですが、
コロナホールの様子が変わっているので、
始まるタイミングや強まり方など、
前周期との違いにも注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。