宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:19)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/ 4 --- ---
2/ 3 --- ---
2/ 2 --- ---

黒点  2/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2489 2 α ---
2490 10 β ---
2491 6 β ---
2492 5 β C1
2493 5 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 396 +3.7
-2 h 397 +3.9
-4 h 410 +5.0
-6 h 412 +8.0
-8 h 385 +4.6
-10 h 406 +3.7
-12 h 384 +4.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -18 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 -x10^-Inf
2/ 4 0.4 4x10^0
2/ 3 0.3 5x10^0
2/ 2 0.3 4x10^0
2/ 1 0.5 1x10^2
1/31 0.3 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/30 13:05 太陽風の速度は280km/秒とかなり遅くなっています。
2016/ 1/31 08:39 280km/秒の低速の風が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2016/ 2/ 1 10:14 太陽風は300km/秒と低速ですが、磁場が南向きに変化してオーロラの活動をやや高めています。
2016/ 2/ 2 12:24 太陽風の速度は、260km/秒近くまで下がっています。磁気圏は穏やかです。
2016/ 2/ 3 13:58 太陽風が強まって、磁気圏の活動をやや高めています。
最新のニュース

2016/ 2/ 4 12:19 更新
太陽風は平均的な速さに戻っています。1月の黒点数は 56.6 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、1月の黒点相対数は、56.6 と発表されました。
12月も 57.7 と、2か月続いての50台でした。

これまでも、2015年3月、2013年9月と、
黒点数が一時的に50台に下がることはありましたが、
今回は低下が続く流れの中での50台突入です。
これからも、太陽活動の極小に向かって数値の低下が続くでしょう。


太陽は、昨日現れた中央部西側(右側)の黒点に、
2493黒点群と番号が付きました。
また、中央部の東側(左側)にも、新しい黒点が出現しています。

フレアは、2492群、2493群、東端の領域などで、
C1のフレアが数回発生しています。
小さい規模ですが、X線グラフは少しにぎやかになっています。

また、太陽の中央部で小規模のフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。
太陽の中心で発生しているので、噴出したガスが、
太陽風の弱い乱れとして地球に到来するかもしれません。
4日程度かかると考えると、7日前後となりそうです。


太陽風は、速度が350km/秒から400km/秒へ上がり、
平均的な速さの風になっています。
磁場強度は、10nTに強まっていましたが、
速度が上がると、6nTと平均的な状態に戻っています。

磁場の南北成分は、北向きの状態が続いています。
このため、磁気圏の活動は静かになっていて、
AE指数は、初めに変化が残っているだけで、
以降はほとんど変化していません。

太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。




太陽黒点相対数の長期変化。1月の黒点数は 56.6 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


太陽の中央部で発生した小規模のフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。