宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 1/30 13:05 更新 太陽風の速度は280km/秒とかなり遅くなっています。 担当 篠原 太陽の2488黒点群では、C2.0、C3.5、C1.2と、 Cクラスの小さいフレアが続いています。 活動の規模が高まる様子はなく、 このまま2488群は太陽の西端に没していきそうです。 また、今朝、30日6時(世界時29日21時)に、 太陽の南西端近く(右下)で、C2.0のフレアが発生し、 ポストフレアループがきれいに見えています。 SDO衛星AIA171の動画を掲載します。 美しいプロミネンスの変化をご覧下さい。 太陽風は、さらに速度が下がり、 今日に入った頃に300km/秒を割り、 現在は280km/秒とかなり低速の風になっています。 磁場強度も、3〜4nTと少し弱くなっています。 磁場の南北成分は、南に向く時間が長くなっていますが、 振れ幅は小さく、太陽風の速度もかなり下がっているため 磁気圏への影響は弱く、 AE指数は100〜200nT程度の小さい変化が見られる程度です。 27日周期の図を見ると、 太陽風の速度は前周期より大きく下がっています。 この後どう変化するか、注目して下さい。 太陽の南西で発生したフレアとポストフレアループ。SDO衛星AIA171。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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