宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 --- ---
1/27 --- ---
1/26 --- ---

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
2487 2 α ---
2488 14 β ---
2489 15 β C1
2490 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:15 340 +4.7
-2 h 343 +3.9
-4 h 349 -0.4
-6 h 359 -0.1
-8 h 373 +1.3
-10 h 373 +2.3
-12 h 368 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 1 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
1/28 0.3 1x10^3
1/27 0.3 3x10^3
1/26 0.3 2x10^3
1/25 0.5 1x10^4
1/24 0.4 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/23 13:30 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動は小さくなっています。
2016/ 1/24 12:08 太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻っています。太陽は静かです。
2016/ 1/25 12:24 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 1/26 12:14 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏はとても静かです。
2016/ 1/27 13:26 太陽でフィラメント噴出が発生し、CMEも飛び出しています。
最新のニュース

2016/ 1/28 12:20 更新
CMEの影響は来ないようです。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。

担当 篠原

昨日のフィラメント噴出に伴うCMEの様子を、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。
噴き出したガスはかなり淡く、南西(右下)の方向へ向かっています。
地球方向へ影響は来ないように思われます。

太陽は、C1.0の小さいフレアが起きた程度で穏やかです。
黒点は、昨日より少し大きくなっている印象です。


太陽風は、低速の状態が続いています。
速度は、340km/秒から一旦370km/秒に高まりましたが、
再び340km/秒に下がっています。
ACE衛星の図では、大きく変わっているようにも見えますが、
27日周期の図を見ると、小さい変化であることが分かります。

速度は低速ですが、磁場強度が少し高まっています。
昨日のニュースの後、10nTへ強まり、
変化をしながらですが、現在も10nTとなっています。

太陽風磁場のセクターの切り替わりに関係した変化の様です。
太陽風はこのまま穏やかに推移するのか、
SDO衛星AIA193の北半球高緯度のコロナホールの影響が
これから始まるのか、
しばらく注目してください。

太陽風磁場の南北成分は、概ね北向きで推移しています。
このため磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。



昨日のCMEのその後の広がりの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。