宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 1/28 12:20 更新 CMEの影響は来ないようです。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 昨日のフィラメント噴出に伴うCMEの様子を、 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画で紹介します。 噴き出したガスはかなり淡く、南西(右下)の方向へ向かっています。 地球方向へ影響は来ないように思われます。 太陽は、C1.0の小さいフレアが起きた程度で穏やかです。 黒点は、昨日より少し大きくなっている印象です。 太陽風は、低速の状態が続いています。 速度は、340km/秒から一旦370km/秒に高まりましたが、 再び340km/秒に下がっています。 ACE衛星の図では、大きく変わっているようにも見えますが、 27日周期の図を見ると、小さい変化であることが分かります。 速度は低速ですが、磁場強度が少し高まっています。 昨日のニュースの後、10nTへ強まり、 変化をしながらですが、現在も10nTとなっています。 太陽風磁場のセクターの切り替わりに関係した変化の様です。 太陽風はこのまま穏やかに推移するのか、 SDO衛星AIA193の北半球高緯度のコロナホールの影響が これから始まるのか、 しばらく注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、概ね北向きで推移しています。 このため磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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