宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:12)
今日、C3.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 06:31 C3.3
1/28 20:47 C9.6
15:52 C2.8
14:16 C5.3
1/27 --- ---

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
2488 15 βγ M1
2489 15 β C1
2490 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:06 332 +1.7
-2 h 339 +0.1
-4 h 343 -0.1
-6 h 337 +1.7
-8 h 349 -0.7
-10 h 351 -0.9
-12 h 356 +2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
1/29 0.4 3x10^2
1/28 0.4 1x10^3
1/27 0.3 3x10^3
1/26 0.3 2x10^3
1/25 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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STEREO (STEREO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/24 12:08 太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻っています。太陽は静かです。
2016/ 1/25 12:24 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 1/26 12:14 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏はとても静かです。
2016/ 1/27 13:26 太陽でフィラメント噴出が発生し、CMEも飛び出しています。
2016/ 1/28 12:20 CMEの影響は来ないようです。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2016/ 1/29 12:12 更新
2488黒点群が活発になり、C9.6のフレアが発生しました。

担当 篠原

昨日の午後より、太陽の西の2488黒点群の活動度が上がり、
C5.3、C2.8の小規模フレアを起こし、
28日21時(世界時28日12時)には、
C9.6とMクラスに近い規模のフレアを起こしました。
2488群は今朝もC3.3のフレアを起こしています。
活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。

一方、可視光写真を見ると、
黒点はあまり変化していないようです。
この領域のフレアの活動が続くのかどうか、
しばらく注目して下さい。


太陽風は、速度が340〜360km/秒と低速の状態が続いています。
10nTに強まっていた磁場強度も、次第に下がっていき、
現在は5nTと平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、北に向いたり南に向いたり、
時間によって変化しています。
磁場がやや強まっていたこともあり、
南を向いた時にオーロラの活動が高まって、
AE指数は、1000nTに達したり、300nTくらいに高まったりと、
変化が発生しています。

現在は太陽風の磁場強度も下がったので、
今後は、南向きに振れても弱い変化になりそうです。




2488黒点群のフレアの様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。