宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/ 1/29 12:12 更新 2488黒点群が活発になり、C9.6のフレアが発生しました。 担当 篠原 昨日の午後より、太陽の西の2488黒点群の活動度が上がり、 C5.3、C2.8の小規模フレアを起こし、 28日21時(世界時28日12時)には、 C9.6とMクラスに近い規模のフレアを起こしました。 2488群は今朝もC3.3のフレアを起こしています。 活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 一方、可視光写真を見ると、 黒点はあまり変化していないようです。 この領域のフレアの活動が続くのかどうか、 しばらく注目して下さい。 太陽風は、速度が340〜360km/秒と低速の状態が続いています。 10nTに強まっていた磁場強度も、次第に下がっていき、 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 磁場の南北成分は、北に向いたり南に向いたり、 時間によって変化しています。 磁場がやや強まっていたこともあり、 南を向いた時にオーロラの活動が高まって、 AE指数は、1000nTに達したり、300nTくらいに高まったりと、 変化が発生しています。 現在は太陽風の磁場強度も下がったので、 今後は、南向きに振れても弱い変化になりそうです。 2488黒点群のフレアの様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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