宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/27 --- ---
1/26 --- ---
1/25 18:00 C1.4

黒点  1/27 (NOAA)
磁場 フレア
2487 1 α ---
2488 10 β ---
2489 8 β C1
2490 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 339 +5.6
-2 h 353 +0.5
-4 h 354 -0.2
-6 h 370 +0.4
-8 h 373 +1.1
-10 h 360 +2.9
-12 h 346 +3.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 11 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h 1 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h 4 -/ -
-10 h 3 -/ -
-12 h 5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
1/27 0.3 3x10^3
1/26 0.3 2x10^3
1/25 0.5 1x10^4
1/24 0.4 9x10^3
1/23 0.5 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/22 12:29 太陽風は500km/秒台の高速風に変わり、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 1/23 13:30 太陽風はやや高速です。磁気圏の活動は小さくなっています。
2016/ 1/24 12:08 太陽風の速度は下がり、平均的な状態に戻っています。太陽は静かです。
2016/ 1/25 12:24 太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。
2016/ 1/26 12:14 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏はとても静かです。
最新のニュース

2016/ 1/27 13:26 更新
太陽でフィラメント噴出が発生し、CMEも飛び出しています。

担当 篠原

27日2時(世界時26日17時)頃、太陽の南西寄り(右下側)で、
フィラメント噴出が発生しました。
SDO衛星AIA304による動画を掲載します。
細長く見えていたダークフィラメントが、
勢いよく噴き上がって行きます。

この噴出により、CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画は、
まだ途中までしか公開されていませんが、
太陽から主に南西(右下)に向かっていて、
地球への影響は小さそうに思われます。

明日になれば、CMEの様子をより詳しく見ることができるでしょう。

太陽は、フレアの発生はありません。


太陽風の速度は、370km/秒から350km/秒の間で
上下に変化しています。
ACE衛星のグラフでは大きな変化に見えますが、
値としては小さい変化で、
太陽風は低速の状態になりつつあるようです。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。
南北成分は北寄りになっていて、磁気圏もとても静かです。
AE指数はほとんど変化がありません。



太陽の南西寄りで発生したフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


フィラメント噴出により発生したCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。