宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:29)
昨日、C2.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/22 --- ---
1/21 22:22 C1.4
14:26 C1.3
10:16 C2.9
1/20 23:25 C1.3
16:26 C1.3

黒点  1/22 (NOAA)
磁場 フレア
2486 2 α ---
2487 12 β C3
2488 12 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:17 524 +0.9
-2 h 526 +0.6
-4 h 519 -1.3
-6 h 519 -4.0
-8 h 500 -0.8
-10 h 510 -2.6
-12 h 482 -2.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
1/22 0.4 3x10^3
1/21 0.4 1x10^1
1/20 0.5 5x10^1
1/19 0.3 2x10^3
1/18 0.4 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/17 10:28 太陽風はより低速の状態になり、磁気圏も穏やかです。
2016/ 1/18 10:01 低速の太陽風が続いています。太陽もとても穏やかです。
2016/ 1/19 12:32 CMEによる太陽風の弱い乱れが到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。
2016/ 1/20 12:23 太陽風は、磁場の強まった状態が続いています。磁気圏は静かです。
2016/ 1/21 12:00 太陽風磁場が南向きに大きく変化し、磁気嵐が発生しています。
最新のニュース

2016/ 1/22 12:29 更新
太陽風は500km/秒台の高速風に変わり、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日掲載したトロムソのオーロラのその後の変化を紹介します。
世界時21日5〜6時の様子で、
上空の赤いオーロラが目立つようになっています。
AE指数を見ると、この時間帯は再び変化が大きくなっていました。
最後は、空が明るくなり始めたところで撮影を終了しています。


太陽風は、磁場の強まりは終わりましたが、
今度は速度が高まって、高速風に変わっています。

昨日、15nTに高まっていた太陽風の磁場強度は、
21日19時(世界時21日10時)に、急に8nTくらいに下がりました。
一方、太陽風の速度はこの少し前から高まり始めていて、
深夜にかけて500km/秒へ上昇して、高速状態に変わっています。

CMEの変化が通り過ぎるとともに、
コロナホールの影響が始まったようです。

現在の太陽風は、速度は530km/秒と高まり、
磁場強度は5nTと平均的な値に戻っています。

磁気圏の活動も続いていて、
AE指数は500〜1000nTと中規模の変化が続いています。

27日周期の図の前周期に見られた太陽風速度の高まりが、
今回も回帰してきたようです。


太陽は、昨日のC2.9に続いて、
2484群でC1.3、西の端の2484群でC1.1、
2487群でC1.4と、小さいフレアばかりですが、
X線のグラフが少しにぎわっています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時21日5〜6時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。