宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:38)
今日、C1.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/16 00:18 C1.7
1/15 11:35 C2.8
1/14 --- ---

黒点  1/16 (NOAA)
磁場 フレア
2480 2 α C3
2483 1 α ---
2485 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 363 -0.3
-2 h 369 -0.1
-4 h 378 +0.5
-6 h 373 +0.3
-8 h 371 -0.5
-10 h 383 -1.3
-12 h 403 +0.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -16 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
1/16 0.4 6x10^3
1/15 0.5 5x10^3
1/14 0.4 6x10^3
1/13 0.3 3x10^3
1/12 0.3 4x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/ 1/11 08:15 太陽風の速度は450km/秒で安定しています。太陽はとても穏やかです。
2016/ 1/12 11:26 550km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2016/ 1/13 12:36 高速の太陽風が続き、オーロラの活動も続いています。
2016/ 1/14 13:05 太陽風は500km/秒の高速風が続いています。太陽は穏やかです。
2016/ 1/15 12:01 太陽風は平均的な速さに戻りました。1週間ぶりにCフレアが発生しました。
最新のニュース

2016/ 1/16 12:38 更新
淡いCMEが発生しています。太陽風は低速になり、磁気圏も概ね静穏です。

担当 篠原

昨日のフィラメント噴出により、
淡いCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画を掲載しますが、
世界時で14日から15日に変わる頃に、
淡いガスが広がっていく様子を見つけることができます。

CMEは、太陽の右側を広く囲むように広がっていて、
地球方向にも向かっている可能性があります。
19日頃に太陽風の弱い乱れがやって来るかもしれません。


太陽では、西側(右側)の2480黒点群で、
C1の小さいフレアが3回と、
Bクラスのフレアも繰り返し発生しています。

X線のグラフは、変化が目立っていますが、
今のところ、規模が大きくなる様子はなく、
2480群は、このまま西の端に近付いていきそうです。


太陽風は、420km/秒から360km/秒へ下がり、
低速の風に変わっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
AE指数は、小さい変化が見られる程度で、
磁気圏は概ね静穏です。

SDO衛星AIA193の太陽写真は、
南東側(左下)の高緯度域にコロナホールが見える程度で、
太陽風は穏やかに推移しそうです。



昨日のフィラメント噴出により発生した淡いCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。