宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2016/ 1/16 12:38 更新 淡いCMEが発生しています。太陽風は低速になり、磁気圏も概ね静穏です。 担当 篠原 昨日のフィラメント噴出により、 淡いCME(太陽ガスの放出現象)が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2の動画を掲載しますが、 世界時で14日から15日に変わる頃に、 淡いガスが広がっていく様子を見つけることができます。 CMEは、太陽の右側を広く囲むように広がっていて、 地球方向にも向かっている可能性があります。 19日頃に太陽風の弱い乱れがやって来るかもしれません。 太陽では、西側(右側)の2480黒点群で、 C1の小さいフレアが3回と、 Bクラスのフレアも繰り返し発生しています。 X線のグラフは、変化が目立っていますが、 今のところ、規模が大きくなる様子はなく、 2480群は、このまま西の端に近付いていきそうです。 太陽風は、420km/秒から360km/秒へ下がり、 低速の風に変わっています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 AE指数は、小さい変化が見られる程度で、 磁気圏は概ね静穏です。 SDO衛星AIA193の太陽写真は、 南東側(左下)の高緯度域にコロナホールが見える程度で、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |