宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 1/15 12:01 更新 太陽風は平均的な速さに戻りました。1週間ぶりにCフレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日から今日にかけてゆっくりと低下して、 現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、5nTから4nTへ少し下がっています。 高速太陽風の領域は、 前周期と同様に、3日ほど続いて終わりました。 磁場の南北成分は、北に南にと頻繁に変化しています。 太陽風が落ち着いてきたので、変化も小規模になっていますが、 AE指数は、300nT前後の変化が頻繁に起きています。 高速風が終わり、太陽風はしばらく穏やかになりそうです。 一方、太陽では、中央部の南側でフィラメント噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 暗く見えるダークフィラメントが、 15日5時(世界時14日20時)頃から、ゆっくりと噴き上がっています。 飛び出したコロナのガスは、地球へも向かっている可能性があります。 明日にはSOHO衛星でCMEの様子を見ることができるでしょう。 乱れがやって来るとすると、4日後の19日頃になるかもしれません。 太陽は、東端から2485黒点群が新しく現れています。 ちょうど今、15日11時半(世界時15日2時半)に、 西側の2480黒点群で、C2.8の小規模フレアが発生しました。 Cクラスのフレアの発生は、1月7日のC1.0以来、8日ぶりです。 太陽の中央部南側で発生したフィラメント噴出の様子。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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