宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/ 1/11 08:15 更新 太陽風の速度は450km/秒で安定しています。太陽はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒までは下がりきらず、 450km/秒付近の状態が続いています。 磁場強度も5nT付近が続いていますが、 弱くなっていく傾向も見えています。 磁場の南北成分は、 +5nTと-5nTの間をゆっくりと変化しています。 このため、南向きに振れた時に磁気圏の活動を高めていて、 AE指数のグラフでは、 時々、500nT程度の小規模の変化が発生しています。 SDO衛星AIA193では、北半球の細長いコロナホールが 太陽の中心を過ぎて、西側に入ったところです。 前周期は、ここから600km/秒に達する規模の 高速風が到来したのですが、 今回はコロナホールが縮小していて、 太陽風の変化は小さくなりそうです。 今後の推移に注目してください。 太陽は、とても穏やかです。 X線のグラフは、変化のない状態が続いています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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