宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/12/25 14:01 更新 太陽風の速度が500km/秒台に上がっています。太陽は穏やかな状態です。 担当 篠原 昨日、2473黒点群で発生したM1.1の中規模フレアに続いて、 コロナの噴出が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2の動画を見ると、 ガスが左下に向かって飛び出しています。 噴き出している方向を見ると、 地球への影響はなさそうですが、 2473群は次第に太陽の中央に進んでいくため、 今後もこの様な現象が発生すると、 太陽風の乱れが地球へ達するようになります。 一方、太陽のフレアの活動は穏やかになっています。 昨日のニュース以降は、北側の2472群で、 C5.9、C2.0の小規模フレアが発生しているだけです。 太陽風は、速度が450km/秒から520km/秒へ上がり、 より高速の風になっています。 反対に磁場強度は、 10nT近くから5nTと、平均的な状態に下がっています。 磁場の南北成分は、やや北寄りの傾向ですが、 南向きに振れる変化も時々発生していて、 AE指数では、500nTの中規模の変化が発生しています。 現在の太陽風の高まりがどこまで続くのか、 注目して下さい。 週末に行われる高専内の定期点検のため、 学内LANが今日の午後から月曜の朝まで停止します。 臨時サーバーでニュースの公開は続けますが、 フレアの検出、太陽風情報の更新、 過去記事の閲覧などはできなくなります。 ご不便をおかけしますが、よろしくお願いします。 2473黒点群で発生したM1.1の中規模フレアと、その後のコロナの噴出の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南東(左下)へ噴出するガスの様子。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2473黒点群の現在の様子。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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