宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/12/24 13:23 更新 2473黒点群でM1.1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 昨日のニュースの直後、23日13時(世界時23日4時)に、 太陽の北東側の2472黒点群で、 C7.5とやや大きい小規模フレアが発生し、 太陽の南東(左下)の2473黒点群では、 今日、24日11時(世界時14日2時)に、 M1.1の中規模フレアが起きています。 目立ったフレアはこの2つ程度で、 フレアの発生頻度はやや下がっている様です。 一方、黒点の規模は保たれているようで、 引き続き活動の高まりに注目して下さい。 太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。 磁場強度も、8nT前後にやや高まっています。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に小さく変化しています。 磁気圏では、小規模の活動が続いているようで、 AE指数は、300nT前後の変化が頻繁に起きています。 SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 南半球側のコロナホールは、西に進み、 影響は次第に弱まりそうです。 一方、北半球の高緯度に広がるコロナホールが、 太陽の中心に近づいています。 こちらも緯度が高めですが、弱い影響がやってくるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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