宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
今日、M1.1の中規模フレアが発生しました。
また、M4.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/24 10:46 M1.1
12/23 13:01 C7.5
09:11 M4.7
12/22 23:37 C4.1
22:03 C6.3
12:13 M1.7
08:56 C3.3
02:51 C6.2

黒点 12/24 (NOAA)
磁場 フレア
2470 1 α C1
2472 10 βγ C8
2473 11 βγ M5
2474 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 452 -0.8
-2 h 459 -0.2
-4 h 458 -1.1
-6 h 461 +1.5
-8 h 439 +1.8
-10 h 448 -1.1
-12 h 455 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -18 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
12/24 0.4 8x10^3
12/23 0.4 3x10^3
12/22 0.3 4x10^3
12/21 0.4 8x10^2
12/20 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/19 11:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。
2015/12/20 08:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。
2015/12/21 10:24 太陽風磁場が南向きに大きく強まり、磁気圏の活動がかなり激しくなっています。
2015/12/22 12:01 太陽風磁場の南向きは弱まり、磁気圏は静かになっています。Mフレアが2回起きました。
2015/12/23 12:19 2473黒点群の活動が高まり、M4.7の中規模フレアを起こしています。
最新のニュース

2015/12/24 13:23 更新
2473黒点群でM1.1の中規模フレアが発生しました。太陽風はやや高速です。

担当 篠原

昨日のニュースの直後、23日13時(世界時23日4時)に、
太陽の北東側の2472黒点群で、
C7.5とやや大きい小規模フレアが発生し、
太陽の南東(左下)の2473黒点群では、
今日、24日11時(世界時14日2時)に、
M1.1の中規模フレアが起きています。

目立ったフレアはこの2つ程度で、
フレアの発生頻度はやや下がっている様です。
一方、黒点の規模は保たれているようで、
引き続き活動の高まりに注目して下さい。


太陽風は、450km/秒とやや高速の状態が続いています。
磁場強度も、8nT前後にやや高まっています。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に小さく変化しています。
磁気圏では、小規模の活動が続いているようで、
AE指数は、300nT前後の変化が頻繁に起きています。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
南半球側のコロナホールは、西に進み、
影響は次第に弱まりそうです。

一方、北半球の高緯度に広がるコロナホールが、
太陽の中心に近づいています。
こちらも緯度が高めですが、弱い影響がやってくるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。