宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:21)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/20 06:48 C3.2
12/19 21:59 C1.7
19:37 C1.6
10:58 C3.1
12/18 13:54 C4.6

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
2468 1 α C3
2469 2 α C5
2470 16 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:16 477 +3.1
-2 h 489 -0.3
-4 h 489 -0.4
-6 h 455 +9.8
-8 h 364 -0.4
-10 h 368 -2.7
-12 h 351 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -12 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^2
12/20 0.2 3x10^3
12/19 0.3 2x10^3
12/18 0.4 2x10^3
12/17 0.3 2x10^3
12/16 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/15 11:54 太陽風の乱れが到来して500km/秒台の高速風になり、磁気圏の活動も強まっています。
2015/12/16 13:02 太陽風は600km/秒と高い速度に再び上昇しています。
2015/12/17 12:38 太陽風の速度は下がり、高速風は終わりました。太陽でCMEが発生し、乱れが到来しそうです。
2015/12/18 12:00 太陽風は平均的な状態です。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。
2015/12/19 11:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。
最新のニュース

2015/12/20 08:21 更新
CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。

担当 篠原

16日に発生したCMEによる太陽風の乱れが、
20日0時半(世界時19日15時半)にACE衛星で観測されました。
太陽風の速度は、350km/秒から480km/秒に上がり、
磁場強度は、5nTから15nTに強まりました。

磁場の南北成分は、南に振れたり北に振れたりしていますが、
大きく振れたのは初めだけで、
以降は比較的小さい振れ幅になっています。

オーロラの活動度を示すAE指数は、
500〜800nTと中規模の変化が続いています。

世界時19日20時頃にノルウェー・スバールバル島で撮影された
全天カメラによるオーロラの動画を掲載します。
雲間からやっと見えたオーロラですが、赤い光が目立っています。


太陽風は、現在も480km/秒と高速の状態が続き、
磁場強度も5〜15nTと強まった状態で変化しています。
太陽風の強まりは、1〜2日程度かけて弱まっていくでしょう。
その後は、穏やかな太陽風がしばらく続きそうです。


太陽は、19日11時(世界時19日2時)に、
2468黒点群でC3.1の小規模フレアが発生し、
今朝、20日7時(世界時19日22時)には、
東端(左端)でC3.2のフレアも起きています。
この後、ここから活動的な領域が姿を現しそうです。




ノルウェー・スバールバル島のLongyearbyenで、世界時19日20時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。