宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/12/21 10:24 更新 太陽風磁場が南向きに大きく強まり、磁気圏の活動がかなり激しくなっています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、20日12時(世界時20日3時)頃から、 太陽風の磁場が南向きに強まり、 -10nTから-20nTに達する変化を続けています。 このため、磁気圏の擾乱がかなり激しくなっています。 太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へ下がり、 平均的な速さで安定しています。 一方、磁場強度は、20nT近い強まりから、 一旦、10nTへ下がりましたが、 今日に入った頃から、再び20nTに達する強まりになっています。 2つのCMEが重なるように発生して、地球へ到来したため、 この様な変化になっているのかもしれません。 この太陽風の変動により、磁気圏は激しく乱れています。 AE指数は、1000nTに達する変化が1日にわたって続き、 1500nTを超える激しい変化も記録されています。 アラスカ・フェアバンクスで撮影された、 世界時20日11〜17時のオーロラの動画を紹介します。 初めは曇っていましたが、晴れ間が広がるとともに、 空全体をオーロラの光が激しく飾っています。 磁気嵐も強まっていて、Dst指数の速報値では、 最大で、-170nTの変化に達しています。 6月23日以来となる、-200nTまで発達するかもしれません。 引き続き注目してください。 太陽は、東端から活発な領域が近付いています。 今朝から、C6.0、C5.4と小規模フレアを続けています。 まだ黒点は見えていない様ですが、 この後どの様な領域が姿を現すのか、注目して下さい。 と書いているところで、M2.8の中規模フレアも発生しました。 Dst指数(速報値)は、-170nTまで下がっています。Dst指数の変化はマイナス方向に強まります。 (c) 京都大学WDC アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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