宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:24)
今日、M2.8の中規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が非常に強まっています。
磁気嵐が非常に発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/21 09:37 M2.8
08:48 C5.4
07:31 C6.0
06:26 C2.3
04:21 C2.4
12/20 13:31 C3.8
06:48 C3.2
12/19 21:59 C1.7
19:37 C1.6
10:58 C3.1

黒点 12/21 (NOAA)
磁場 フレア
2468 1 α C3
2470 12 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 408 -15.7
-2 h 417 -17.7
-4 h 411 -17.0
-6 h 400 -15.1
-8 h 402 -12.2
-10 h 416 -14.4
-12 h 396 -10.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -166 -/ -
-2 h -163 -/ -
-4 h -150 -/ -
-6 h -137 -/ -
-8 h -133 -/ -
-10 h -115 -/ -
-12 h -100 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
12/21 0.3 1x10^1
12/20 0.3 3x10^3
12/19 0.3 2x10^3
12/18 0.4 2x10^3
12/17 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/16 13:02 太陽風は600km/秒と高い速度に再び上昇しています。
2015/12/17 12:38 太陽風の速度は下がり、高速風は終わりました。太陽でCMEが発生し、乱れが到来しそうです。
2015/12/18 12:00 太陽風は平均的な状態です。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。
2015/12/19 11:06 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。
2015/12/20 08:21 CMEによる太陽風の乱れが到来しました。磁気圏の活動もやや高まっています。
最新のニュース

2015/12/21 10:24 更新
太陽風磁場が南向きに大きく強まり、磁気圏の活動がかなり激しくなっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、20日12時(世界時20日3時)頃から、
太陽風の磁場が南向きに強まり、
-10nTから-20nTに達する変化を続けています。
このため、磁気圏の擾乱がかなり激しくなっています。

太陽風の速度は、450km/秒から400km/秒へ下がり、
平均的な速さで安定しています。
一方、磁場強度は、20nT近い強まりから、
一旦、10nTへ下がりましたが、
今日に入った頃から、再び20nTに達する強まりになっています。

2つのCMEが重なるように発生して、地球へ到来したため、
この様な変化になっているのかもしれません。

この太陽風の変動により、磁気圏は激しく乱れています。
AE指数は、1000nTに達する変化が1日にわたって続き、
1500nTを超える激しい変化も記録されています。

アラスカ・フェアバンクスで撮影された、
世界時20日11〜17時のオーロラの動画を紹介します。
初めは曇っていましたが、晴れ間が広がるとともに、
空全体をオーロラの光が激しく飾っています。

磁気嵐も強まっていて、Dst指数の速報値では、
最大で、-170nTの変化に達しています。
6月23日以来となる、-200nTまで発達するかもしれません。
引き続き注目してください。


太陽は、東端から活発な領域が近付いています。
今朝から、C6.0、C5.4と小規模フレアを続けています。
まだ黒点は見えていない様ですが、
この後どの様な領域が姿を現すのか、注目して下さい。

と書いているところで、M2.8の中規模フレアも発生しました。




Dst指数(速報値)は、-170nTまで下がっています。Dst指数の変化はマイナス方向に強まります。
(c) 京都大学WDC


アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。