宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:06)
昨日、C4.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/19 --- ---
12/18 13:54 C4.6
12/17 21:17 C1.7
14:30 C1.3

黒点 12/19 (NOAA)
磁場 フレア
2468 1 α ---
2469 2 α C5
2470 16 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 392 -1.7
-2 h 394 -1.2
-4 h 404 -0.4
-6 h 406 -1.3
-8 h 399 +1.4
-10 h 402 +2.0
-12 h 397 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
12/19 0.3 2x10^3
12/18 0.4 2x10^3
12/17 0.3 2x10^3
12/16 0.4 7x10^2
12/15 0.5 2x10^4

静か 激しい 非常に


















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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/14 10:16 太陽風は平均的な速度に戻っています。2470黒点群が大きな姿を現しています。
2015/12/15 11:54 太陽風の乱れが到来して500km/秒台の高速風になり、磁気圏の活動も強まっています。
2015/12/16 13:02 太陽風は600km/秒と高い速度に再び上昇しています。
2015/12/17 12:38 太陽風の速度は下がり、高速風は終わりました。太陽でCMEが発生し、乱れが到来しそうです。
2015/12/18 12:00 太陽風は平均的な状態です。CMEによる太陽風の乱れが近付いています。
最新のニュース

2015/12/19 11:06 更新
太陽風は平均的な状態で、磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速度で安定しています。
CMEによる太陽風の乱れはまだ到来していません。
到来は、遅ければ明日の夜になるかもしれません。
引き続き注目して下さい。

太陽風の磁場強度は、5nT前後で安定しています。
こちらも平均的な値です。

磁場の南北成分は、0nTを挟んで小さく変化しています。
磁気圏への影響は限定的で、
AE指数はほとんどの時間に変化はなく、
400nTの小さい変化がひとつ発生しただけです。

CMEによる乱れが来るまでは、
太陽風、磁気圏ともに穏やかに推移するでしょう。


太陽では、北西寄り(右上)の2469黒点群で、
C1.4、C4.6と小規模フレアが2回、連続して発生しています。

この2469群と、隣の2470群では、小さい変化が度々起きていますが、
規模が高まる様子は特に見られません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。