宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/12/16 13:02 更新 太陽風は600km/秒と高い速度に再び上昇しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日より今朝までは、 500〜550km/秒の高速風が続いていました。 しかし、今朝、16日8時(世界時15日23時)頃から再び速度が高まり、 現在は、600km/秒にまで高まっています。 27日周期の図で前周期の速度変化と比べると、 今回やって来た高速風の規模はだいぶ大きくなっているようです。 磁場の南北成分は、 北寄りになったり、南寄りになったりしています。 このため、磁気圏の活動は途切れ途切れに強まっています。 AE指数の変化は、500nT程度と規模はやや小さくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に更に進んでいます。 影響は次第に弱まっていくでしょう。 太陽は、中央部南側の2468黒点群で、 C1.2の小さいフレアが発生した程度で、穏やかです。 2470黒点群は大きい姿を保っていますガ、 活動は特になく、穏やかに推移しています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 大きく下がった後、少し回復していますが、 小さい値に留まっています。 2470黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |