宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:02)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/16 --- ---
12/15 --- ---
12/14 --- ---

黒点 12/16 (NOAA)
磁場 フレア
2468 3 β C1
2469 1 α C1
2470 16 β ---
2471 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 601 +4.1
-2 h 588 -1.2
-4 h 565 -5.3
-6 h 515 -1.7
-8 h 513 -0.7
-10 h 520 +5.8
-12 h 507 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -34 -/ -
-2 h -37 -/ -
-4 h -31 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
12/16 0.3 4x10^2
12/15 0.5 2x10^4
12/14 0.4 3x10^4
12/13 0.4 1x10^4
12/12 0.3 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/11 11:32 太陽風の速度は600km/秒台に上昇しています。昨日に続きムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/12/12 10:41 600km/秒台前半の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2015/12/13 11:01 高速の太陽風は続いていますが、速度は520km/秒に下がっています。
2015/12/14 10:16 太陽風は平均的な速度に戻っています。2470黒点群が大きな姿を現しています。
2015/12/15 11:54 太陽風の乱れが到来して500km/秒台の高速風になり、磁気圏の活動も強まっています。
最新のニュース

2015/12/16 13:02 更新
太陽風は600km/秒と高い速度に再び上昇しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日より今朝までは、
500〜550km/秒の高速風が続いていました。
しかし、今朝、16日8時(世界時15日23時)頃から再び速度が高まり、
現在は、600km/秒にまで高まっています。

27日周期の図で前周期の速度変化と比べると、
今回やって来た高速風の規模はだいぶ大きくなっているようです。

磁場の南北成分は、
北寄りになったり、南寄りになったりしています。
このため、磁気圏の活動は途切れ途切れに強まっています。
AE指数の変化は、500nT程度と規模はやや小さくなっています。

SDO衛星AIA193では、コロナホールは西に更に進んでいます。
影響は次第に弱まっていくでしょう。


太陽は、中央部南側の2468黒点群で、
C1.2の小さいフレアが発生した程度で、穏やかです。

2470黒点群は大きい姿を保っていますガ、
活動は特になく、穏やかに推移しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
大きく下がった後、少し回復していますが、
小さい値に留まっています。




2470黒点群の拡大写真。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。