宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/12/14 10:16 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。2470黒点群が大きな姿を現しています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方までは500km/秒台を保っていましたが、 その後、470km/秒に下がり、 今朝になると、更に低下をして、 現在は420km/秒と平均的な速度に戻っています。 太陽の西の端へ行ったコロナホールの影響は、 完全に通り過ぎたようです。 磁場強度は、4nTで安定しています。 南北成分は、-2nTくらいの弱い南向きになっています。 磁気圏の活動は、規模は小さくなりましたが、 AE指数では、200〜300nTくらいの小さい変化が続いています。 その中の、世界時13日20〜22時頃の、 ノルウェー・スバールバル島のオーロラの様子を、 全天カメラの動画で紹介します。 冬至も近付いて、夜の時間がずいぶん長くなっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部のコロナホールが西に進み、 影響の始まりが近付いています。 明日くらいに変化がやって来るかもしれません。 太陽は、東の端から現れた2470黒点群の 全体の姿が見えるようになっています。 なかなか規模の大きい黒点群で、SDO衛星による拡大写真を掲載します。 しかし、フレアの発生は少なくなっていて、 昨日のニュース以降、この領域のフレアは記録されていません。 太陽の南東部(左下)の2468黒点群で、 C5.3の小規模フレアが発生しています。 弱いCMEの噴出も起きているようです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000に高まった状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2470黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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