宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/12/13 11:01 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は520km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の夕方頃から低下を始め、 今日に入る頃には、520km/秒へ下がりました。 しかし、高速の状態は続いています。 太陽風の磁場強度は、4nTへ少しだけ下がっています。 高速太陽風の領域は、後半へ入ってきたようです。 太陽風磁場の南北成分は、 -2nTくらいの弱い南向きが目立っています。 このため、磁気圏の活動は、規模は小さくなっていますが、 活発な状態は続いています。 AE指数のグラフは、500nTくらいの変化が頻繁に起きています。 SDO衛星AIA193の写真では、西のコロナホールはだいぶ端に近づき、 影響はそろそろ終わりそうです。 一方、次のコロナホールは太陽の中心に広がっていて、 地球の方向に速度の高い太陽風を吹き出しているようです。 太陽では、東端から新しい黒点群が姿を現し、 2469群、2470群と番号が付いています。 活発に活動を起こしていて、 2469群では、C4.2、C1.6、C2.8、 2470群では、C7.8、C1.0、C1.1と、 それぞれ小規模フレアを起こしています。 その様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 今後のフレアの発生に注目して下さい。 (c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |