宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:41)
今日、C5.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 01:47 C5.6
12/11 13:24 C1.4
12/10 16:37 C3.9

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
2463 3 β ---
2464 3 β ---
2465 2 α C6
2466 4 β ---
2467 1 α ---
2468 4 β C4

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 656 -0.4
-2 h 633 -0.8
-4 h 648 -1.5
-6 h 653 -2.5
-8 h 642 +0.8
-10 h 650 -1.1
-12 h 650 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -14 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
12/12 0.3 1x10^4
12/11 0.4 5x10^3
12/10 0.4 1x10^4
12/ 9 0.3 2x10^4
12/ 8 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 7 10:18 太陽風の速度は600km/秒へ高まりました。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 8 11:54 600km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2015/12/ 9 12:53 太陽風の速度は470km/秒に下がっています。小型の彗星が太陽に接近しました。
2015/12/10 11:07 高速太陽風の後半が始まりそうです。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/12/11 11:32 太陽風の速度は600km/秒台に上昇しています。昨日に続きムルマンスクのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/12/12 10:41 更新
600km/秒台前半の高速太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

600km/秒台前半の高速太陽風が続いています。
ACE衛星の速度のグラフは、
後半にかけて650km/秒へ少し上がっているようで、
高速風は高まった状態が続いています。

太陽風の磁場強度は、5nTで安定しています。
磁場強度が3nTくらいに下がると、
太陽風の速度も下がり始めることが多いので、
高速風は、現在の高まった状態がもうしばらく続きそうです。


太陽風磁場の南北成分は、0nTを挟んで、
南北に小幅で変化しています。
速度が高まっているため、磁気圏への影響はやや強まっていて、
AE指数は、500nTを超える中規模の変化が頻繁に発生し、
最大で、1500nTに達する活動も起きています。
極域では、にぎやかにオーロラの活動が起きているようです。

ノルウェー・トロムソの全天カメラで撮影された、
世界時11日19〜20時頃のオーロラを紹介します。


SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
南西(右下)のコロナホールは、太陽の端に近付いています。
現在の高速太陽風も、今後は弱まっていくでしょう。
一方、次のコロナホールが太陽の中心線に達しています。
3日後を目安とすると、
15日くらいから太陽風に影響が現れるかもしれません。


太陽では、中央部の2465黒点群で、
12日2時(世界時11日17時)に、
C5.6とやや大きい小規模フレアが発生しています。

また、北半球側の東端から、
活動的な領域が近づいている様です。
どのような領域が姿を現すでしょうか。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時11日19〜20時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。