宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
今日、C6.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 9 07:39 C4.5
03:54 C6.7
12/ 8 --- ---
12/ 7 --- ---

黒点 12/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2462 1 α ---
2463 3 α C7
2465 6 β C1
2466 8 β C5

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:48 466 -1.4
-2 h 474 -1.3
-4 h 496 -1.7
-6 h 482 +0.3
-8 h 499 +0.9
-10 h 539 -0.3
-12 h 531 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^3
12/ 9 0.3 2x10^4
12/ 8 0.4 1x10^4
12/ 7 0.3 3x10^3
12/ 6 0.3 7x10^2
12/ 5 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 4 07:24 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2015/12/ 5 11:14 太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。
2015/12/ 6 10:36 太陽風はやや高速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。
2015/12/ 7 10:18 太陽風の速度は600km/秒へ高まりました。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 8 11:54 600km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2015/12/ 9 12:53 更新
太陽風の速度は470km/秒に下がっています。小型の彗星が太陽に接近しました。

担当 篠原

昨日、太陽に接近する彗星の様子を、
SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラが捉えました。
7〜8日とおよそ2日間の様子を動画でご覧下さい。
彗星は、しっかりと尾を伸ばして、太陽に近付いていきます。


昨日は600km/秒台だった太陽風の速度は、
その後ゆっくりと低下に向かい、
現在は470km/秒とやや高速くらいに下がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。

コロナホールの影響が、一段階弱まったようです。
しかし、SDO衛星AIA193に見えている、
南半球側のコロナホールの広がりの影響は、
これから地球にやって来ます。
太陽風は再び高まる可能性があるので、引き続き注目してください。


太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。
速度が下がってきたこともあって、磁気圏への影響は弱まり、
AE指数は、250nT前後の小規模の変化が多くなっています。

コロナホールの影響で再び速度が高まる場合、
磁場の強まりもやって来る可能性があります。
その時に磁場が南向きに大きく振れると、
オーロラの活動も高まることが期待できます。


太陽では、新しく番号がつけられた2466黒点群で、
C6.7、C4.5と、やや大きい小規模フレアが発生しています。
C6を超えるフレアは、11月23日のC8.7以来で、
およそ2週間ぶりの発生です。

2466黒点群は、黒点は小さいですが、
変化が目立っています。
今後どうなるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子は、
赤線のGOES13も10,000に近付いています。
明日にかけて、もう一段増加するかもしれません。



太陽に接近する彗星。SOHO衛星LASCO C2、C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。