宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/12/ 8 11:54 更新 600km/秒台の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜になって再び上昇し、 540km/秒から600km/秒へ高まりました。 そのまま、現在まで600〜630km/秒の高速風が続いています。 この変化と反対に、磁場強度は10nTから5nTへ下がっています。 太陽風の高まりは、中盤の領域に入っているようです。 磁場の南北成分は、0nTを挟んで南北に変化しています。 速度が高まっていることもあり、磁気圏の活動は高まっていて、 AE指数は、500nT前後の変化が続いています。 世界時7日18時頃の、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの様子を紹介します。 AE指数に細い高まりが発生している時間帯です。 空全体に押し寄せるオーロラの光が見事です。 SDO衛星AIA193では、コロナホールの最後の広がりが、 太陽の中心線に達しています。 この領域の影響がやって来るまで、太陽風の高まりは続きそうです。 太陽は、東端から現れた黒点に、2465群と番号が付きました。 ここで、C1.1の小さいフレアが起きています。 また、2463群でもC1のフレアが起きています。 目立った活動はこの程度で、 太陽は、全体としては穏やかな状態が続いています。 太陽風の高まりを受けて、 放射線帯の高エネルギー電子が増加しています。 青線のGOES15が10,000に達し、 今後、赤線のGOES13も同様に増加する可能性があります。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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