宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:18)
昨日、C2.0の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 7 --- ---
12/ 6 01:15 C1.9
00:15 C2.0
12/ 5 --- ---

黒点 12/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2462 1 α C4
2463 6 β C2
2464 1 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:07 530 +3.8
-2 h 523 -0.9
-4 h 530 +0.0
-6 h 613 -2.9
-8 h 595 -0.0
-10 h 550 -0.5
-12 h 505 +2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -29 -/ -
-2 h -31 -/ -
-4 h -34 -/ -
-6 h -32 -/ -
-8 h -38 -/ -
-10 h -41 -/ -
-12 h -52 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
12/ 7 0.3 3x10^3
12/ 6 0.3 7x10^2
12/ 5 0.3 3x10^3
12/ 4 0.3 4x10^3
12/ 3 0.3 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 2 12:27 太陽風はやや高速の状態が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 3 12:23 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点数は 63.2 でした。
2015/12/ 4 07:24 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2015/12/ 5 11:14 太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。
2015/12/ 6 10:36 太陽風はやや高速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。
最新のニュース

2015/12/ 7 10:18 更新
太陽風の速度は600km/秒へ高まりました。磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日のニュース以降も、太陽風の速度は上昇を続け、
今朝、7日4時(世界時6日19時)には、600km/秒に達しました。
その直後に一段下がって、現在は530km/秒の高速風となっています。

太陽風の磁場強度は、7〜10nTと強まった状態が続いています。
磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄り、
後半は0nTを挟んで南北に変化しています。

速度が高まったこともあって、磁気圏の活動は強まっています。
AE指数のグラフは、500〜1000nTの中規模の変化が
連続的に発生しています。

この中で一番高まっている、世界時6日10〜15時のオーロラの様子を、
アラスカ・フェアバンクスの動画で紹介します。
激しいオーロラの輝きが急に強まり、空全体を覆っていきます。
見事な光景です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールの南半球側の広がりが、太陽の中心線に達したところです。
太陽風の強まった状態は、更に6日程度続くかもしれません。


太陽は、2463黒点群でC1.1の小さいフレアが発生した程度で、
穏やかです。

東端から新しい黒点が姿を現しています。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラの様子。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。