宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:36)
今日、C2.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 6 01:15 C1.9
00:15 C2.0
12/ 5 --- ---
12/ 4 --- ---

黒点 12/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2462 3 α C4
2463 7 β C2
2464 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:26 450 +0.1
-2 h 463 -0.5
-4 h 460 -1.5
-6 h 477 -2.7
-8 h 436 -1.2
-10 h 446 -5.3
-12 h 417 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -22 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -24 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -16 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
12/ 6 0.3 7x10^2
12/ 5 0.3 3x10^3
12/ 4 0.3 4x10^3
12/ 3 0.3 3x10^3
12/ 2 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/12/ 1 12:32 太陽風は550km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まりました。
2015/12/ 2 12:27 太陽風はやや高速の状態が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 3 12:23 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点数は 63.2 でした。
2015/12/ 4 07:24 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
2015/12/ 5 11:14 太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。
最新のニュース

2015/12/ 6 10:36 更新
太陽風はやや高速になっています。コロナホールの影響が始まりそうです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日から今日にかけて少し高まり、
460km/秒とやや高速になっています。
磁場強度も、8〜10nTと強まった状態です。
コロナホールの影響で、
太陽風が強まってきたのかもしれません。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
赤道付近のコロナホールも西側へ進んでいます。
このため、太陽風への影響はもう一段強まる可能性があります。
また、南東(左下)側のコロナホールの影響は
5日後くらいになりそうなので、
今週いっぱい、太陽風は高まった状態が続くかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっています。
磁場強度が高まっているので、南向きも強まりやすくなり、
磁気圏への影響もより大きくなっているようです。
AE指数のグラフでは、500〜1000nTの中規模の活動が、
数時間おきに発生しています。
にぎやかにオーロラの活動が続いているのではないでしょうか。


太陽は、C1.9の小規模フレアが2回、連続するように発生しています。
NOAAの報告では、2つとも2463黒点群の発生となっていますが、
SDO衛星の動画を見ると、
1つめは新しく現れた2464黒点群かもしれません。

フレアの規模は小さく、太陽は全体としては穏やかです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。