宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/12/ 5 11:14 更新 太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。 担当 篠原 太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから8nTヘ少し上がっています。 磁場の南北成分は、 0nTをはさんで南北に小さい幅で変化しています。 速度がやや下がっていることもあり、 磁気圏は概ね静穏で、AE指数は小さい変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真に見えるコロナホールは、 西側へ進んでいて、影響の始まりが近付いています。 現在の太陽風の磁場強度の強まりは、 コロナホールによる変化とつながっているかもしれません。 これから来週にかけて注目してください。 太陽は、東端から現れた黒点群に、 2462群、2463群と番号が付けられています。 北側の2462群で、5日2時(世界時4日17時)に、 C4.0の小規模フレアが発生しました。 このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)が、 太陽の東に向かって(左向き)噴出しています。 地球からは横方向へ飛び出しているので、影響はないでしょう。 太陽の東側へ噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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