宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:14)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 5 --- ---
12/ 4 --- ---
12/ 3 14:58 C1.2

黒点 12/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2462 1 α C4
2463 4 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 379 +0.8
-2 h 369 +0.8
-4 h 366 -3.6
-6 h 371 -4.8
-8 h 373 +1.9
-10 h 383 +0.3
-12 h 380 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -12 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^3
12/ 5 0.3 3x10^3
12/ 4 0.3 4x10^3
12/ 3 0.3 3x10^3
12/ 2 0.4 1x10^3
12/ 1 0.4 7x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/30 10:14 太陽風はやや高速になっています。太陽の裏側でCMEが発生しています。
2015/12/ 1 12:32 太陽風は550km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まりました。
2015/12/ 2 12:27 太陽風はやや高速の状態が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2015/12/ 3 12:23 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点数は 63.2 でした。
2015/12/ 4 07:24 太陽風は平均的な状態です。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/12/ 5 11:14 更新
太陽風はやや低速です。太陽から東へCMEが噴出しています。

担当 篠原

太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いています。
磁場強度は、5nTから8nTヘ少し上がっています。

磁場の南北成分は、
0nTをはさんで南北に小さい幅で変化しています。
速度がやや下がっていることもあり、
磁気圏は概ね静穏で、AE指数は小さい変化が起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真に見えるコロナホールは、
西側へ進んでいて、影響の始まりが近付いています。
現在の太陽風の磁場強度の強まりは、
コロナホールによる変化とつながっているかもしれません。
これから来週にかけて注目してください。


太陽は、東端から現れた黒点群に、
2462群、2463群と番号が付けられています。

北側の2462群で、5日2時(世界時4日17時)に、
C4.0の小規模フレアが発生しました。
このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)が、
太陽の東に向かって(左向き)噴出しています。
地球からは横方向へ飛び出しているので、影響はないでしょう。




太陽の東側へ噴出するCME。SOHO衛星LASCO C2。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。