宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/12/ 3 12:23 更新 太陽風は平均的な状態です。11月の黒点数は 63.2 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより発表された11月の黒点相対数は、63.2 でした。 先月は記事で紹介し忘れたのですが、 10月の黒点相対数は、61.7 でした。 13か月平均の赤線のグラフは、減少の傾向が続いています。 今日の可視光写真も、黒点は東西の端にかすかに見える程度で、 無黒点寸前の様子です。 太陽は、こうしてさらに寂しくなっていきそうです。 その太陽では、西の端の2458黒点群で C2.2の小規模フレアが発生しています。 黒点そのものは小さくなっていて、このまま消えていきそうです。 太陽風は、速度が420km/秒へ少し下がっています。 磁場強度は5nTで安定しています。 コロナホールによる高まりは、終わったと言えそうです。 今日のSDO衛星AIA193の写真では、 北半球の中緯度域のコロナホールが、ちょうど中央に達し、 そこから東側へ向かって、赤道に近付きながら細く伸びています。 この領域の影響が、3日後くらいから始まりそうです。 低緯度側へ伸びる領域は前周期はありませんでした。 27日周期の図の前周期からの変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。 磁気圏の活動もやや高まっていて、 AE指数は300〜500nTの小規模の変化が長い時間発生しています。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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