宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 1 --- ---
11/30 --- ---
11/29 --- ---

黒点 12/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2457 1 α ---
2458 8 β C1
2459 1 α ---
2461 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:27 451 +0.4
-2 h 446 -0.5
-4 h 466 +1.3
-6 h 515 +1.0
-8 h 530 -1.7
-10 h 514 +0.1
-12 h 488 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -25 -/ -
-6 h -28 -/ -
-8 h -33 -/ -
-10 h -37 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
12/ 1 0.4 5x10^1
11/30 0.4 4x10^1
11/29 0.4 1x10^2
11/28 0.4 4x10^1
11/27 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/26 11:01 太陽風は260km/秒を割って、とても遅くなっています。
2015/11/27 10:24 とても遅い太陽風が続いています。磁場が南に振れて、磁気圏の弱い活動が起きています。
2015/11/28 13:19 太陽風は300km/秒に上がりましたが、低速風は続いています。太陽も静かです。
2015/11/29 11:50 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。
2015/11/30 10:14 太陽風はやや高速になっています。太陽の裏側でCMEが発生しています。
最新のニュース

2015/12/ 1 12:32 更新
太陽風は550km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も高まりました。

担当 篠原

昨日の午後、11月30日15時(世界時30日6時)から、
太陽風の磁場強度が強まり、15nTまで高まりました。
それに続いて、速度も上昇を始め、
450km/秒から550km/秒へ高まりました。
コロナホールによる太陽風の強まりがやって来たようです。

磁場強度は、すぐに下がり始めて、
夜には5nTと平均的な値に戻っています。
速度は、今朝までは500km/秒台を保っていましたが、
現在は450km/秒とやや高速の状態に戻っています。

27日周期の図では、
前周期は700km/秒まで高まる高速風になりましたが、
今回の変化は、規模は弱まっています。


太陽風磁場が強まった時に、南北成分は南向きに大きく振れて、
-10nTを超えるほどになりました。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は1200nTの大きい変化になっています。

その後は、磁場強度が下がって南向きに振れる変化も小さくなり、
AE指数は小規模の変化が続く程度に変わっています。
その中の、世界時30日20時頃のオーロラの様子を、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの様子で紹介します。
時間帯としては、弱い変化の頃ですが、
にぎやかな光が空をおおっています。

前周期の高速太陽風は、次の変化に繋がって10日ほど続きました。
今回は、速度は既に下がり始めていますが、
今後どうなるでしょうか。


太陽は、2458黒点群で、
C1.0やBクラスの小さいフレアが発生しています。
活動の規模は小さく、全体としては穏やかです。




ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時30日20時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。