宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/28 13:19 更新 太陽風は300km/秒に上がりましたが、低速風は続いています。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の昼に一段上がって、 300〜320km/秒になりました。 依然、低速の状態ですが、 300km/秒台に戻ったので、27日周期の図の速度のグラフに、 緑色の線が描かれるようになっています。 一方、昨日、8nTに高まっていた磁場強度は、 更に強まって、10nTに上がり、 現在は、12nTにまで強まっています。 前周期にも見られていた太陽風磁場の強まりが、 今回も回帰してきたようです。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化しています。 磁気圏は静穏ですが、磁場の変化に対応して、 AE指数に小さい変化が見られています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールが太陽の中心に達して、 広がりが良く見えるようになっています。 前周期と比べると、小さくなり、より南側に移動しています。 地球への影響は弱まりそうですが、 ある程度の太陽風の変化は到来しそうです。 11月30日〜12月1日頃に注目して下さい。 太陽は、2460黒点群が見えなくなったようです。 フレアの発生は特になく、X線グラフは強度が下がっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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