宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/25 14:09 更新 太陽風は270km/秒とかなり遅い風になっています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、330km/秒から270km/秒へ下がっています。 300km/秒を割って、かなり遅い風になっています。 27日周期の図は、300km/秒までの範囲で作っているので、 速度のグラフだけ、途中でなくなっているように見えています。 太陽風の磁場強度は、4nTで安定しています。 南北成分は、0nT付近からやや北寄りです。 速度が下がっていることもあって磁気圏は静穏で、 AE指数は変化がありません。 昨日紹介したCMEによる乱れが到来する可能性がありますが、 基本的には低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽の活動も穏やかです。 X線のグラフは、目立った変化はなく、 全体の強度も下がり気味です。 東端から2459黒点群が現れましたが、 現在は静かになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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