宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/20 10:47 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の夕方頃までは450km/秒とやや高速でしたが、 その後低下して、現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 太陽風の弱い高まりは、1日程度で終わっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真には、コロナホールは特に見られず、 太陽風はしばらく穏やかに推移しそうです。 太陽風の磁場強度は、5nTで安定しています。 南北成分は、ほとんどの時間で北向きになっています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数は、太陽風の磁場が一時的に南を向いた頃に、 700nTの中規模の変化が発生しただけです。 太陽も穏やかで、X線グラフはほとんど変化していません。 太陽の東端(左端)から2457黒点群が現れています。 SDO衛星の動画では、小さい活動が続いている様に見えますが、 どの様な活動度の領域でしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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