宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/21 09:27 更新 太陽風は平均的な状態です。磁場が北向きになっていて、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEのグラフの黄色線)は、 400km/秒と平均的な速さで安定しています。 磁場強度(白線)は、5nTと平均的な値から、 今朝にかけて10nTに強まる変化が起きていますが、 現在は再び5nT近くに戻っています。 速度には特に変化が見られないので、 磁場だけの一時的な変化になりそうです。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 北向き(プラス)の傾向が続いています。 このため、磁気圏の活動も穏やかです。 太陽風のグラフの途中に、一時的に南を向いている箇所があり、 AE指数は、そこだけ400nTの小規模の変化が起きています。 太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。 太陽も目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 東から上がってきた2457黒点群は、 全体が見える様になりましたが、 特にフレアの発生はなく、活動度は高くないようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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