宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/23 12:49 更新 2454黒点群の活動が強まって、C8.7のフレアなどが発生しています。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 太陽の北西(右上)の2454黒点群の活動が高まっています。 ニュースの直後の22日10時半(世界時22日1時半)にC5.1。 続いて、22日14時半(世界時22日5時半)にC5.6、 今朝、23日10時(世界時23日1時)にC8.7と、 規模の大きいCクラスフレアを起こす様になっています。 SDO衛星AIA193による、これらのフレアの様子を掲載します。 2454黒点群では、この他にもC1〜2の小さいフレアの発生が、 7回ほど記録されています。 今後、更に規模が高まるのかどうか、注目して下さい。 太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度は、4nTとやや弱くなっています。 磁場の南北成分は、北向きの傾向が続いています。 速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化がありません。 27日周期の図の前周期の様に、 これから一週間程度、低速の太陽風が続くかもしれません。 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部の東側(左側)に小さいコロナホールが見えています。 4日後くらいに弱い影響が見られるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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