宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/18 13:10 更新 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が近付いているかもしれません。 担当 篠原 太陽風は、370km/秒とやや低速の風が続いています。 磁場強度は、6〜7nTへ少し強まり、 南北成分は再び弱い南寄りになっていました。 このため、磁気圏の活動もある程度発生していて、 AE指数は、500nT程度の高まりが2回ほど起きています。 しかし、ACE衛星のグラフの後半に、 セクターの切り替わりが到来し(27日周期の図を参照)、 以降、磁場は北寄りに変わっています。 同様にAE指数のグラフも、 終わりの頃は変化がほとんどなくなっています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールがだいぶ西に進んでいます。 そろそろ影響が及び始めるかもしれません。 やや低速になっている太陽風の速度が高まったり、 速度の変化に先立って、 磁場の強まりが見られる可能性があります。 太陽は、2454黒点群の南側の黒点が増えています。 2454群でC1.1の小さいフレアが起きていますが、 特に活動が強まっている様子はありません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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