宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/15 11:09 更新 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。 担当 篠原 昨日やや高まっていた太陽風の速度は、 今朝にかけて400km/秒へ下がり、平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 太陽風の弱い高まりは、前周期と同様に1日程度で終わっています。 太陽風磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが、南北に変化しています。 このため、磁気圏でも小規模の変化が発生していて、 AE指数は300〜500nTくらいの変化が発生しています。 この後、太陽風が弱まっていくと、 磁気圏もより穏やかになっていくでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、 中央部に小さいコロナホールが見えています。 広がりが小さいので、影響も小規模だと思いますが、 3日後くらいに太陽風が少し強まるかもしれません。 太陽は、フレアの発生は特になく、 穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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