宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:09)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/15 --- ---
11/14 --- ---
11/13 --- ---

黒点 11/15 (NOAA)
磁場 フレア
2449 2 β ---
2453 2 β ---
2454 2 β ---
2455 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:59 414 +2.7
-2 h 430 +1.3
-4 h 445 -0.1
-6 h 431 -2.5
-8 h 448 -1.4
-10 h 452 +0.4
-12 h 458 -0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -10 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^3
11/15 0.2 5x10^3
11/14 0.3 7x10^4
11/13 0.4 9x10^4
11/12 0.4 2x10^5
11/11 0.8 6x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/10 12:09 M3.9の中規模フレアが発生し、CMEも噴出しています。
2015/11/11 12:47 太陽風は700km/秒の高速風になっています。CMEの乱れも近づいています。
2015/11/12 12:19 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
2015/11/13 11:43 太陽風は平均的な速さに戻り、CMEによる乱れは特に見られませんでした。
2015/11/14 07:48 太陽風の小規模の高まりが到来しています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2015/11/15 11:09 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

昨日やや高まっていた太陽風の速度は、
今朝にかけて400km/秒へ下がり、平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。
太陽風の弱い高まりは、前周期と同様に1日程度で終わっています。

太陽風磁場の南北成分は、
振れ幅は小さいですが、南北に変化しています。
このため、磁気圏でも小規模の変化が発生していて、
AE指数は300〜500nTくらいの変化が発生しています。

この後、太陽風が弱まっていくと、
磁気圏もより穏やかになっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
中央部に小さいコロナホールが見えています。
広がりが小さいので、影響も小規模だと思いますが、
3日後くらいに太陽風が少し強まるかもしれません。


太陽は、フレアの発生は特になく、
穏やかな状態が続いています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。