宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/11/13 11:43 更新 太陽風は平均的な速さに戻り、CMEによる乱れは特に見られませんでした。 担当 篠原 太陽風は、更に速度を下げて、 現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、4nTから一時的に2nTに下がって、 現在は再び4nTに戻っています。 CMEによる乱れは、地球方向へは弱かったのか、 よく分からないままでした。 発生から3日半が経過しているので、今後の到来はなさそうです。 太陽風の変化が収まってきたこともあり、 磁気圏も穏やかになっています。 AE指数のグラフは、300nTの変化がひとつ見られる程度です。 SDO衛星AIA193では、 北半球に広がっていたコロナホールは西に去っています。 太陽風はしばらく穏やかな状態になりそうです。 太陽は穏やかで、黒点も小さいものがぽつぽつ見られる程度です。 南東部(左下)の黒点の見えない場所で、 C1.2の小さいフレアが起きています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 両GOES衛星で、10,000を超えて高まった状態が続いています。 太陽風が穏やかになったので、今後はゆっくりと減少していくでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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