宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/12 12:19 更新 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、700km/秒から530km/秒に下がってきました。 高速の状態は続いていますが、勢いは弱まってきています。 磁場強度も、5nTから3nT近くへやや下がっている印象です。 コロナホールによる高速風の領域は、後半に入ってきたようです。 一方、CMEによる太陽風の乱れは、まだ到来していません。 現在、フレアの発生から2日半が経過しています。 今夜にかけて、引き続き注目して下さい。 ただし、到来が遅れるほど、速度の変化も小さくなるでしょう。 太陽風磁場の南北成分は、 ACEの図の前半は南寄り、後半は0nT付近と傾向が変わっています。 磁気圏の活動もこの影響を受けて、AE指数の図は、 中盤までは500nTを超えて、1500nTに達する変化も起きていますが、 終わりの方は変化がなくなっています。 AE指数が最も変化した頃の、世界時11日18時前後のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 ファイルサイズの関係で、この時間帯だけにしていますが、 この前後にも活発なオーロラの活動が捉えられています。 この後、CMEによる乱れが到来した場合、 太陽風の磁場の強度や振れ方も変わるでしょう。 南向きに大きく振れた場合、 オーロラの活動も強まる可能性が高まります。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、穏やかです。 可視光写真の黒点も、小さくなって目立たなくなっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、更に増加して、 GOES15(青線)は、10万の線に達しています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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