宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:20)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/ 9 --- ---
11/ 8 --- ---
11/ 7 14:18 C2.4
13:35 C1.5
09:15 C3.0
03:03 C4.4

黒点 11/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2443 4 β ---
2448 4 β C3
2449 8 β C4
2450 3 β C2
2451 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:18 484 -3.3
-2 h 464 -2.0
-4 h 502 -2.4
-6 h 502 -3.7
-8 h 508 -4.9
-10 h 520 -3.7
-12 h 458 -1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -43 -/ -
-2 h -45 -/ -
-4 h -46 -/ -
-6 h -48 -/ -
-8 h -46 -/ -
-10 h -42 -/ -
-12 h -48 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^3
11/ 9 0.3 2x10^4
11/ 8 0.4 2x10^4
11/ 7 0.3 4x10^4
11/ 6 0.3 2x10^4
11/ 5 0.5 5x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/11/ 4 13:12 700km/秒台の高速太陽風が到来しました。オーロラの活動も高まっています。
2015/11/ 5 14:36 M3.7、M2.5の中規模フレアが発生しています。CMEが発生し、太陽風の擾乱が到来しそうです。
2015/11/ 6 11:50 高速の太陽風は続いています。明日くらいに太陽風の乱れが到来しそうです。
2015/11/ 7 12:32 太陽風の乱れが到来しました。4日のニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/11/ 8 12:53 太陽風磁場が南向きに強まり、活発なオーロラの活動を起こしています。
最新のニュース

2015/11/ 9 12:20 更新
太陽風磁場が再び南向きになり、オーロラの活動を高めました。

担当 篠原

太陽風の高まりは、だいぶ落ち着いてきました。
速度は、500km/秒から470km/秒に少し下がり、
やや高速という状態に変わっています。
そして、15nTに強まっていた磁場強度は、
5nTと平均的な強さに下がっています。

CMEによる擾乱は通り過ぎようとしていますが、
SDO衛星AIA193に見られるコロナホールの影響が、
地球に及ぶと思われるので(もう始まっているかもしれません)、
太陽風はこのまま高まった状態が続きそうです。


太陽風磁場の南北成分は、
昨日のニュースの頃は北向きになっていましたが、
昨夜、8日19時(世界時8日10時)頃から再び南向きに傾向が変わり、
磁気圏の活動も再び活発化しています。

AE指数のグラフは、8日21時(世界時8日12時)頃から変化が大きくなり、
500nTを超えて、最大1300nTに達する変化が連続的に発生しています。

ノルウェー・トロムソの全天カメラでも、
オーロラの激しい変化が撮影されていました。
そのうち、世界時8日23時前後の動画を掲載します。
とても明るい爆発が、頭上で何度も起きています。


現在は、太陽風の磁場強度や速度が下がってきたので、
磁気圏の擾乱も規模は小さくなりそうです。


太陽は、目立ったフレアの発生はなく、
穏やかになっています。



ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時8日23時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。