宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/11/ 9 12:20 更新 太陽風磁場が再び南向きになり、オーロラの活動を高めました。 担当 篠原 太陽風の高まりは、だいぶ落ち着いてきました。 速度は、500km/秒から470km/秒に少し下がり、 やや高速という状態に変わっています。 そして、15nTに強まっていた磁場強度は、 5nTと平均的な強さに下がっています。 CMEによる擾乱は通り過ぎようとしていますが、 SDO衛星AIA193に見られるコロナホールの影響が、 地球に及ぶと思われるので(もう始まっているかもしれません)、 太陽風はこのまま高まった状態が続きそうです。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日のニュースの頃は北向きになっていましたが、 昨夜、8日19時(世界時8日10時)頃から再び南向きに傾向が変わり、 磁気圏の活動も再び活発化しています。 AE指数のグラフは、8日21時(世界時8日12時)頃から変化が大きくなり、 500nTを超えて、最大1300nTに達する変化が連続的に発生しています。 ノルウェー・トロムソの全天カメラでも、 オーロラの激しい変化が撮影されていました。 そのうち、世界時8日23時前後の動画を掲載します。 とても明るい爆発が、頭上で何度も起きています。 現在は、太陽風の磁場強度や速度が下がってきたので、 磁気圏の擾乱も規模は小さくなりそうです。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、 穏やかになっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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